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Symphonies Nos.2, 4 : Pappano / St.Cecilia Academic Orchestra

Schumann, Robert (1810-1856)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ICAC5139
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


シューマン:交響曲第2番、第4番
アントニオ・パッパーノ&ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団



シューマンの交響曲の個性的なオーケストレーション傾向が特に顕著な第2番と第4番の組み合わせ。ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団の明晰なサウンドは、これまでマーラーの第6番やチャイコフスキー後期交響曲集、ラフマニノフ第2番といった交響曲でも良い方向に作用し、パッパーノのドラマティックな音楽づくりに大きく貢献していたので、今回のシューマンも期待できます。
 特に第2番はマーラーにも影響を与えたと思われる作品だけに、第1楽章での気分の変化や、第2楽章でのテンポの追い込み、第3楽章での濃密な抒情美、第4楽章でのティンパニ連打などどうなるか楽しみなところです。
 パッパーノは、作曲家の人生における悲劇と回復の繰り返しや周囲の環境が、その作品の内容にも色濃く反映されると考えており、たとえばマーラーの交響曲第6番でも視野広大でえぐりの深い演奏を聴かせていただけに、シューマン作品には打ってつけかもしれません。(HMV)

【収録情報】
● シューマン:交響曲第2番ハ長調 Op.61
● シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op.120

 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 アントニオ・パッパーノ(指揮)

 録音時期:2012年11月(第2番)、2010年10月(第4番)
 録音場所:ローマ、アウディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカ
 録音方式:ステレオ(デジタル)

【パッパーノ・プロフィール】
1959年12月、イタリア人の両親のもとロンドンに誕生。アメリカで、ピアノをノーマ・ヴェリッリに、作曲をアーノルド・フランケッティに、指揮をグスタフ・マイヤーに師事。キャリアの初めからオペラや劇作品に特別の愛着を示し、コレペティやアシスタント・コンダクターを務めながら、ニューヨーク・シティ・オペラ、バルセロナ・リセウ劇場、フランクフルト歌劇場、シカゴ・リリック・オペラ等の世界中の歌劇場との関係を築きあげます。バイロイト音楽祭では『トリスタンとイゾルデ』『パルシファル』『ニーベルングの指環』の上演でダニエル・バレンボイムのアシスタントを務めました。
 1987年、パッパーノはオスロ国立歌劇場で『ラ・ボエーム』で正式に指揮者デビューし、1990年に音楽監督に任命。この間、コヴェント・ガーデン歌劇場(1990年6月『ラ・ボエーム』)、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、サンフランシスコ・オペラ、シカゴ・リリック・オペラ、パリ・シャトレ座、ベルリン国立歌劇場でデビューを果たしています。
 パッパーノは32歳でベルギー・王立モネ劇場の音楽監督に任命されました。任期中に『サロメ』『仮面舞踏会』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『カルメン』『オテロ』『ヴェルディ』『ピーター・グライムズ』『椿姫』『トリスタンとイゾルデ』『フィガロの結婚』『バラの騎士』『三部作』『期待/浄夜』『ペレアスとメリザンド』『ドン・カルロ』『アイーダ』等数多くのオペラを制作。またピアニストとしての活動も継続し、同劇場のリサイタル・シリーズで多くの国際的歌手の伴奏を務めてもいます。
 1993年には、ウィーン国立歌劇場で、クリストフ・フォン・ドホナーニの代役としてワーグナー『ジークフリート』の新演出を振り絶賛されました。1997年にはニューヨークのメトロポリタン歌劇場で『エフゲニー・オネーギン』の新演出でデビュー。1999年には『ローエングリン』の新演出を指揮してバイロイト音楽祭にデビューし、2002年にはロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督に就任。
 パッパーノはオーケストラ・コンサートにも熱心で、これまでに、ベルリン・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、ボストン響、クリーヴランド管、ロサンジェルス・フィル、ロンドン響、フィルハーモニア管、パリ管、オスロ・フィル、ベルリン・ドイツ響、フランクフルト放送響、スカラ座管、フランス放送フィル、リヨン管など様々なオーケストラを指揮しており、2005年からはサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団の音楽監督も務めています。
 アントニオ・パッパーノが、これまでに収録したオペラ作品には、『トリスタンとイゾルデ』『ラ・ボエーム』『ドン・カルロ』『つばめ』『トスカ』『ウェルテル』『マノン』『イル・トロヴァトーレ』『三部作』等があり、中でも『つばめ』は英国のグラモフォン誌の最優秀オペラ録音賞と年間最優秀レコード賞、フランスのル・モンド・ド・ラ・ミュジーク誌のショック賞と2つのディアパゾン・ドール賞、ベルギーのセシリア賞、ドイツのシャルプラッテン批評家賞、イタリアのムジカ・エ・ディスキ誌賞、米国の批評家賞等を受賞するなど多くの批評家から高い評価を受けていました。
 その他では、プッチーニの『ミサ・ディ・グローリア』や、オペラ・アリア集といった歌物のほか、ヴェンゲーロフとのスペイン交響曲、ハンナ・チャンとのプロコフィエフ『協奏交響曲』、ショスタコーヴィチ、アンスネスとのラフマニノフなどコンサート物も評価が高く、また、ピアニストとしても、得意の歌曲伴奏に加え、室内楽の分野でもその豊かな天分を大いに発揮しています。(HMV)

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